旅は行けるときに行き、帰れるうちに帰るべきである①
社会人になって間もなく半年。初めての夏季休暇が私にもやってきた。
当然ながら旅行に行こうという発想に至る。沖縄でアイランドホッピングをやろうと思い、宿とか飛行機とかフェリーとかをちょっとずつ手配していた。
この時期に南西諸島に行くのは初めてではなく、台風のリスク等々は承知の上だった。
おいおいおいおioioioioioioioioioioioi
「ふたつの台風が沖縄を挟み撃ちにしていて」「片方は休暇明けくらいまでは居座りそう」そうなるとは思ってなかった。当たりどころが悪すぎる。
航空券をキャンセルしようか散々迷ったが、「台風の中沖縄に突撃できるのも、独り旅の特権だろう。とりあえず行けるところまで旅程を進めよう」と思い、休暇初日の朝、羽田から今年最後の久米島直行便に乗り込んだ。
旅に出ます 捜さないでください pic.twitter.com/fiIFosrSuq
— Mihi Rope (@mihirope) August 30, 2022
実はJALの便を利用するのはこれが初めて。
かくして5年ぶりに沖縄に降り立った。
えっなにあの【臨時便】って
というか空港が出発の旅客で溢れかえっているが…………
私「久米島からのフェリーっていつ頃欠航になります?」
観光協会の人「もう今日の便から出てないよ」
(旅程崩壊の音)
宿の人「帰りの飛行機なるべく早いの抑えときな」
私「えっ今日の午後便から既に欠航出てますけど」
(久米島幽閉確定演出)
そう…………!!
台風が通り過ぎるまで、この島を出ることはできないのである…………!!
つづく