海図の裏紙

我が身に降りかかってきたことをつらつら書きます。

旅は行けるときに行き、帰れるうちに帰るべきである①

社会人になって間もなく半年。初めての夏季休暇が私にもやってきた。
当然ながら旅行に行こうという発想に至る。沖縄でアイランドホッピングをやろうと思い、宿とか飛行機とかフェリーとかをちょっとずつ手配していた。

 

この時期に南西諸島に行くのは初めてではなく、台風のリスク等々は承知の上だった。

 


おいおいおいおioioioioioioioioioioioi

「ふたつの台風が沖縄を挟み撃ちにしていて」「片方は休暇明けくらいまでは居座りそう」そうなるとは思ってなかった。当たりどころが悪すぎる。

 

航空券をキャンセルしようか散々迷ったが、「台風の中沖縄に突撃できるのも、独り旅の特権だろう。とりあえず行けるところまで旅程を進めよう」と思い、休暇初日の朝、羽田から今年最後の久米島直行便に乗り込んだ。

 

実はJALの便を利用するのはこれが初めて。

 

かくして5年ぶりに沖縄に降り立った。

えっなにあの【臨時便】って
というか空港が出発の旅客で溢れかえっているが…………

 

私「久米島からのフェリーっていつ頃欠航になります?」
観光協会の人「もう今日の便から出てないよ
(旅程崩壊の音)

宿の人「帰りの飛行機なるべく早いの抑えときな」
私「えっ今日の午後便から既に欠航出てますけど
(久米島幽閉確定演出)

 

そう…………!!
台風が通り過ぎるまで、この島を出ることはできないのである…………!!

 

つづく