海図の裏紙

我が身に降りかかってきたことをつらつら書きます。

旅は行けるときに行き、帰れるうちに帰るべきである③

写真マシマシでお届けしております。

沖縄らしいブロック塀の道

沖縄らしい、これまたブロック塀とフクギ並木の道

沖縄らしい、フクギ並木と石敢當の道

沖縄らしい、フクギ並木に吸い込まれそうな道

歩いているだけで活力が戻ってくる沖縄のチカラはすごい。



ハテの浜みたいな、連れがいても来れそうな観光スポットは訪れなかった代わりに、ひとりでないと訪れられないような場所も行ってみた。

久米島とつながる橋から。海はすごく青い。

久米島の南東に位置する奥武島。島を突っ切るように農道をひたすら歩く。

こんな道が延々続く。頼りになるのは自分の足だけ

いくらサトウキビ畑と云えど、こんな有様だとちょっと人間の気配を感じられない

台風が近いせいもあって、草がなびく音と電柱が風を切る音しかしない

奥に見えるのがオーハ島。嘘か真か、とある指名手配犯が自らを匿っていたことでいっとき有名になった
道中やけに不気味な雰囲気を感じたのは、予めそのことを知っていたからだろうか。

とはいっても、住基台帳の上では8人の定住人口がいるらしい

 

この写真の手前に一台の車が停められていた。その場には自分以外の姿が見えず、不気味だったので遠巻きに写真を撮って、逃げるように奥武島のバス停へ戻った。

奥武島の畳石。今こうやって見ると普通にきれいだ

難易度高すぎるバス停。

民宿まで帰り、夕飯と買い出しを済ませた。翌日以降の幽閉生活に備え、集落のスーパーで2Lのさんぴん茶と、小腹が空いたとき用に集落のおばあちゃんが作ったと思しきサーターアンダギーを買って帰った。あとお土産も。

嵐の前の静けさってこういうことだと思った。

宿にあったJAのカレンダー。ウチャトーが気になる

 

翌日。

なんかめっちゃ晴れとるけど?

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なんと翌日のプロペラ便が飛んだので、当初の「帰れるうちに帰る」という宣告の通り、滞在わずか24時間で久米島を去ることになった。前の晩に買った2Lのさんぴん茶とサーターアンダギーは、スーツケースに詰めて東京まで持ち帰ることになった。

リフレッシュの時間としては本当にわずかだったけれど、集落や畑や浜の風景にめちゃくちゃ癒された、濃密な時間だった。こんな弾丸旅行、連れがいたら絶対にできない。あと、久米島に幽閉された世界線の旅行もやってみたかった。

久米島で唯一使った交通手段こと町営バス。運賃がえらい安い代わりに、車内アナウンスは皆無に等しく、島民の中学生ですら乗り過ごしていた。やっぱり難易度高すぎる

ちなみに帰りの飛行機、那覇→羽田はスカイメイトで押さえたので、元々取っていたLCCのチケットはキャンセル。ただし、台風の影響もあってほぼ全額がポイントで戻ってきた。今回遂行できなかったアイランドホッピングは、このポイントを使って冬にでも行こうと思う。