海図の裏紙

我が身に降りかかってきたことをつらつら書きます。

最後の這いずり回り旅①氷見(と雨晴)

あと一ヶ月で社会人。長旅ができるのも最後だけど、海外には行きづらい。ならば国内で、密を避けながら、行ったことのない場所に行ってみようと思った。雑記程度に、旅の途中で時間があればちょこちょこと。

 

一番最初に降り立ったのは氷見。お隣の高岡は散々行ったのに、なかなか外に出る機会がなかったねぇ。

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数日前まで雪が降り続けたらしいが、この日の暖気で結構溶けたとか。黒瓦の上にちょこんと雪をのせている家々の佇まいは、北陸ならではの生活感だなって思った。

 

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雨どいから溢れる雪解け水。晴れているのに、街のいたるところで水の流れるせせらぎが聴こえるのも新鮮だった。

 

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暮らしと漁業の距離感がわかる風景だと思う。

 

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一方こちらは商店街。道が一本違うだけで風景が全然違う。住商漁混在のまちっておもしろい。

 

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静岡ではあちこちで見る防火建築帯だけど、2階や3階の使われ方が気になる。

 

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テイクアウトのスープ屋さん。店頭にいた店主さんと、窓ガラス越しに目が合って、ついお店まで寄ってしまった。

 

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なんだか不思議な風景。手前は鉄工関連の工場だろうか?

 

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命を落とす危険と隣り合わせの漁業。各町内に神社があって、表の扉が閉まっていても参道は雪かきがされている。魚取社という名前も特徴的だと思う。

 

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高岡に似て、あちこちにお地蔵さん。静岡や東京では見ないから、やはり京文化の影響なのだろうか……?

 

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住と商をつなぐ道。ひとつの風景にふたつの景色が写っているのがいいなぁ。

 

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時間の積層がわかるまち。更新の流れは不可逆だけど、その流れに乗らない道理がないのは、どうにかしないといけないと勝手に思う。

 

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水産業に氷は欠かせない。

 

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まちのど真ん中に銭湯、があったみたい(?)。氷見温泉というドストレートな名前にめちゃくちゃ惹かれるし、中が気になる。多分ガチの温泉だと思うが。

 

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いい文字のある街。カラーテレビの宣伝には、まず文字をカラーにすることが大事な時期があったことも学んだ。

 

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雨晴。晴れていたけど午後だったので、空気がかすんで立山連峰は見えなかった。