海図の裏紙

我が身に降りかかってきたことをつらつら書きます。

自己紹介と、今興味を持っていることの話

初めての投稿ですね。一番初めの投稿として、私の身の上を語ろうと思います。

高校卒業から大学卒業まで

静岡県内の某公立高校を卒業後、現役で東京工業大学第6類のAO入試に合格し、進学。上京して、一人暮らしも始めました。
学部2年の学科所属では工学部社会工学科に所属し、都市計画やまちづくりなど都市に関する内容を、主にソフト面から学習していました。 

……授業にちゃんと出ていたかと言われると、完全ではないですがそれなりに(後述)。

実はこの社会工学科という組織、2016年の東工大の教育改悪改革に合わせて、発展解消という形で募集を停止してしまいました。今はほとんど影も形もない組織です。東工大の社工に関するお話は、また後日。 

東工大の他の学科同様、学部4年に上がると同時に研究室生活がスタートしました。この年の夏に大学院を受験しました。先述の通り授業にはそれなりに出ていたので、社工のコース内で上から2番目という成績を以て、他大学で言うところの推薦入試であるA日程で合格(東工大院入試のA日程は筆記試験がなく、ほぼ合格内定といった感じです)。

その後卒論を書いて、今年の3月に大学を卒業。翌月、大学院に入院しました。
このまま順当にいけば、浪人も留年もすることなく大学院までストレートで修了できる……はずだったのですが、そのルートがちょっと怪しくなっている、というのはまた次の記事で書こうと思っています。

 

今私が興味を持っていること

個性と言語化の二つです。一つずつお話しましょう。

個性

よく地方都市や農山漁村部に行くと聞かれる言葉。「うちのマチには何もない」。
そんなことはないでしょう、と都会の人なら言うでしょう。

海や山の豊かな自然、或いは歴史ある建造物群。
高層建築物がなく広い青空、そして優しくゆっくり流れる時間。

でもそれって、どの地方都市や農山漁村部にも言えること。
では、一つひとつの地域にしかないものって何でしょうか?

例えば、その土地の歴史・地名というのは唯一無二のものですね。他にも、景観・建造物も唯一無二と言っていいでしょう。
人の存在も唯一無二ですね。全国どこへ行っても、同じ人などふたりといませんから。

こうした、言わば「場所自体の個性」に興味があります。

 

それだけではなく、「場所の中で生まれる個性」にも興味があります。

どういうことか、詳しく説明しますね。

例えば博多にあるラーメンの屋台。博多名物ですよね。ラーメンの屋台群自体が博多の個性を作り出しているとも言えましょう。
しかし、ひとつずつの屋台に着目してみると、同じ博多ラーメンの屋台でも、食べ比べたりあるいは接客を受けたりしてみれば、少しずつ「味」が違うことに気付くことになると思います。

これが、「場所の中で生まれる個性」です。他のお店と同じ生業をしようとしても、必ずどこかで異なる点が生まれてきます。
これは、個人の尊厳や地域の存在意義に関わる事象だと、私は勝手に思っています。

 

どうでもいいことですけど、どちらも「存在するだけで」表出するものという点で共通しているので、個性をそう定義してもいいかもしれません。辞書には何て書いてあるんでしょうね。今度また見てみます。

 

言語化

最近、就職活動で多いのがグループワーク。
これ、参加者全員が自分の言語でついていくのは至難の業です。何故かというと。

一人ひとり考えていることが違っても同じ言葉で説明し得るし、考えていることが同じでも説明するのに使う言葉が違う可能性が高いから。

自分の言語にして説明するって、一番原始的な自己の表現方法だと思うのですが、不思議なことに個人個人によってその方法はバラバラなのです。ここが言語化の面白いところ……だと思いませんか?

 

自己紹介にしては長文をかまし過ぎました。ひとつ、どうぞよろしくお願いしますね。