伊豆諸島で転地療養した話① 転地療養に至るまで
コトのはじまり
昨年の10月31日、職場で急に立ち上がれないほどの腹痛を催し、退勤即救急外来をキメこんだ。これがまさか最終出勤になろうとは、その時はゆめゆめ考えもしなかった。
テレワークすら耐えられないほどにまで悪化し、病気休暇を取得した。年末直前と1月末にそれぞれ復職を試みたものの、1回目は産業医がゴネて、2回目は直前に私の意欲減退があたって失敗。結局2月から休職にもつれ込んだ。
この間に様々な症状に見舞われ、ことごとく原因不詳のために手も施せなかった。
痛み苦しみを耐えながら起き上がるだけの意欲もなく、起き上がった後に行動するだけの目的も失い、その姿はさながら生きる屍やゾンビとも称された[要出典]。
この生活を…………変゙エ゙ダ゙イ゙…………ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!
病院にて、かくかくしかじか話したところ。
かかりつけ医「転地療養やってみたら?」
私「行きます(即答)」
(個人的な)転地療養のルール
かくして、旅k転地療養をすることになった。
普通の旅行と区別をするため、自分で以下のようなルールを定めた。
- 長距離歩くアクティビティを毎日取り入れる。
- 温泉(最低でも湯舟)に毎日浸かる。
- 移動日は連続させない。
これらのルールに足る行き先に選ばれたのは、伊豆諸島でした。
(ぜひIslands Blueを聴きながら続きをご覧ください)
東京から近く、万一旅程が崩れてもリカバリーが容易なこと、そもそもくたばっている間にサークルの同期たちと行く予定があったことのふたつが、最終的な決定打となった。
アイランドセラピー、とでも呼んだらよいのだろうか。
先に書いたルールに則って、各所からの助言や大学院までで自分が学修した内容を基に、行程を組み立てた。
本編②へつづく。